ホイアンから行ける、ベトナム中部の世界遺産、ミーソン遺跡
ベトナム中部、ホイアンの南西45kmの所にある世界遺産の遺跡、ミーソン。せっかく近くまで来ているので世界遺産ということで行ってみることにしました。
ミーソンへはホイアンからバスのツアーが出ています。金額は約7ドルと世界遺産にしては比較的安めの価格。ただしチケット代は別で、10万ドン(約480円)。ツアーの内容はミーソンまでのバス、遺跡のガイド、昼食、ホイアンの観光ツアーです。
バスは東南アジアのバスとしては綺麗なバス。座席は若干狭いけど、1時間ちょっとで着くので特に問題なし。
今回のガイドはイケイケなDJみたいなおっさん。英語が上手で聞き取りやすかったのでとても助かりました。ホイアンの街の歴史、ミーソンについて色々と話してくれました。
なんでもホイアンは日本ともか関わりが深いらしい。昔は日本人街もあったほどで日本との貿易が盛んに行われていたようです。今はそこまで日本人はいないみたいですが、日本橋、と言われる橋があったりとその名残は残っているようです。
ミーソンは今から1000年以上も前に建てられたとも言われている、チャンパ王国時代のヒンドゥー教の聖地だそうです。チャンパ遺跡群としてはベトナム最大の規模らしいです。チャンパ王国についてはこちらでは割愛しますので気になる方は調べてみてください。
こんなのどかな風景を眺めながら走ること1時間。ミーソンに到着。
駐車場の入り口にはお地蔵?さんがお出迎え。
入り口にはアジアにしては比較的キレイなトイレがあります。さすが世界遺産。日本人にとっては嬉しいポイントですね。
立派な遺跡群が立ち並んでいます。
これが我らがガイドのおっさん。名前は忘れちゃいました。
ちなみにここで紹介しているものは男性のアレらしい。なぜ造られたかは正確にはわかっていないけど、子孫繁栄の意味を込められているのではないかと言われているそうです。
ここにある遺跡はベトナム戦争時の爆撃によって壊されてしまっているものもあるそう。戦争によってこういった遺産が壊されてしまうのは悲しいですね。今は少しずつ修復作業を行なっているそうです。
修復された姿もぜひ見てみたいなー。
ここはなかなかすごい遺跡なのでオススメです!
遺跡観光の後は船に乗ってホイアン近くの川を昼食を食べながら遊覧します。昼食といってもお弁当です。笑
でも天気も良く船の甲板に上がるととても気持ちいい風を感じながら景色を楽しめます。
船から降りた先では、ホイアンの伝統工芸を作っている家にお邪魔してどうやって作っているのか見学しました。細かい彫刻や、手の込んだ作業をここではみる事ができます。素晴らしい技術です。
一通り観光ツアーが終わるとちょうど夕方くらい。
とても勉強になる興味深いツアーでした。金額も安いのでバックパッカーにも優しいツアーです。
次回はホイアン名物、ランタンフェスティバルをお届けします!
ランタンフェシティバルに関する記事はこちらから↓
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