【マケドニア】首都スコピエの見所を、バックパッカー目線で紹介!

マケドニアの首都のスコピエをご存知でしょうか?日本にいたらほとんど聞くことのない都市だと思います。

しかし、ここはかつて、今から約2400年前にアレクサンドロス大王が生まれ活躍した国として世界的に有名です。このアレクサンドロスに関してはいろんな英雄伝があり、ここでは話しきれませんので割愛しますが、、

その影響もあってか、町中にアレクサンドロスや関連した銅像がたくさんいるんです!そんな銅像の街。スコピエの見所をバックパッカー目線で紹介していきます。

スコピエがあるマケドニアについての記事はこちらから↓

【マケドニア】東欧バルカン半島の真ん中にある国、マケドニアとは?

スコピエに散在する銅像たち

まず、スコピエの街に来て感じるのはめっちゃ銅像がある!です。市内の至る所に銅像が建てられています。歴史の偉人っぽいひともいますが、中にはよくわからない銅像もたくさん。アート作品のようなものもあります。

アレクサンドロス像

船の上にいる銅像

飛び込もうとしている銅像

謎の像

なぜこんなにたくさんの銅像があるのでしょうか?実は、これは街のプロジェクト「スコピエ2014」の一環だそうです。もう昔の話になりますが、2010年から始動したプロジェクトで2014年までにマケドニアに縁のある偉人や、マケドニア紛争の時の兵士、聖人などのモニュメントを建設しよう!ということになったようです。その他にも街の中の建物の外装を旧ユーゴスラビア時代の無機質なものから、ちょっとおしゃれな外観に変えていくこともやっているようです。実際には、2014年までには終わらず、ぼくが行った時にはまだ建設中でした。いまはどうなんでしょうかね??

まあ、そんなこんなでたくさんの銅像が街の中でお出迎えしてくれます。お気に入りの銅像を探してみてはいかがでしょうか?

マザーテレサの記念館

ここスコピエは実はマザーテレサにも縁があるんです!マザーテレサといえば、インドのコルカタにあるマザーハウスが有名ですが、実は出身地はこのスコピエ。こんな形で旅が繋がると運命的というか奇跡的というか、感動します。

マザーテレサの活動の拠点、インドのコルカタのマザーハウスのの記事はこちら

マザーテレサ記念館

今は記念館という形で残されていますが、元々は修道院として使われていたのか中には礼拝堂もあります。マザーテレサが使っていた部屋、歩んできた道などが展示されています。出身地のスコピエでもマザーテレサは愛され、尊敬されているようです。

展示物

 

礼拝堂

オールドバザール(旧市街)

市街地

スコピエの街の見所の一つがこの旧市街。クラシカルな街並みが残っている城下町のような通りです。もちろん、今でも商店街のような形で機能していて、レストランやカフェ、お土産屋さん、雑貨屋、家具屋など様々なお店が並んでいます。観光客向けのお店もありますが、現地の人が多い感じでした。そもそも、スコピエに観光客自体が少ないのかもしれませんが、、、

市街地

僕が訪れた時も、こんな感じで閑散としている通りもたくさんありました。東南アジアのような、めちゃくちゃがめつく商売をしている感じではなくゆるーい雰囲気だったので、落ち着いて街並みを楽しむことができます。

 

旧市街の先にあるスコピエ城塞

スコピエ城塞

オールドバザールを抜けると、石畳に囲まれてた城塞が見えてきます。ここはスコピエ城塞と呼ばれているようです。ここもスコピエの数少ない観光名所のようです。歴史を感じる城塞です。6世紀ごろにビザンツ帝国(旧ローマ帝国)によって作られたようです。そう考えると、とても歴史が長いお城ですね。

スコピエ城塞

スコピエ城塞

中に入ってみると、特にこれといったものは何もありません。昔はきれいな庭園でもあったのでしょうか?今は、ただただ広い空き地のような感じです。お城の城壁の上を歩くことができます。城壁からの景色は街を一望できるいい眺めなので、他にすることもないと思うのでぜひ登ってみてください(笑)

スコピエ

市街地から離れたところにあるマトカ湖

スコピエの中心からバスで30分ほど行くと、「マトカ湖」というきれいな湖があります。ここにはダムがあってそこに貯まっている湖がこのマトカ湖になります。ここは、僕が訪れた中で一番オススメなスコピエの観光地です!

バスの車内

バスはスコピエの中心地にあるバスターミナルから1日に何本も出ています。バスターミナルの近くに行って「lake matoka?」

って感じで聞いてみたら優しく教えてくれます。基本的にスコピエの人たちは穏やかで優しい人たちばかりです。特に騙したりするような人は多くはない感じです。運転手に直接聞くのが間違い無いです。

マトカ湖

マトカ僕が乗ったバスはマトカ湖が終点でした。多分、これ以上先に道もなさそうなのでどのバスでも終点だと思います。降りたらこんな感じの場所になります。帰り道も同じ場所からバスが出ています。

ここから、ダムに沿って半分山道のような渓谷を歩いていきます。山登りとまではいきませんが軽いトレッキングを楽しめます。また、ここではカヤックを楽しむこともできます。ダムの上にあるきれいなマトカ湖を満喫するには最高のアクティビティですね!

ぼくは、良くも悪くも物好きなので、行けるところまで歩いてみることにしました。

マトカ湖

マトカ湖

マトカ湖

マトカ湖

マトカ湖

道は結構な山道です。ダムの入り口には軽食とお酒が楽しめるバーがありますが、そこから先は休憩地点みたいなものとかトイレとかも無いので、準備してから進みましょう。

歩いていると、木々の囲まれた山道とマトカ湖を眺めることができる崖沿いと交互に現れてきます。景色にも飽きることなくトレッキングを楽しめます。

マトカ湖

この船はどこに向かうのでしょうか?それにしても湖の色がエメラルド色で本当にきれいです。

マトカ湖行き止まり

大体1時間ほど歩くと、こんな感じの行き止まりにたどり着きました。ここから先も行けないことはなさそうですが、柵でわざわざ塞いでいるくらいですからルールを守って引き返すことにします。ちなみに、ここまで歩いている人は僕以外に見かけなかったので、ここまで歩く物好きはそんなにいないのかも、、、

ダムまで戻ってきてバス停に向かっっていると、「ヘイ!そこのお兄ちゃん!」と声をかけられました。声のする方を見ると、おそらく僕より若そうなお兄ちゃんたちがダムの下流の川で遊んでいます。面白そうだったので向かってみることに。

マトカ湖

彼らは現地のマケドニア人のようです。マケドニアは民族問題が少し複雑で人種や出自で色々と偏見や差別もあるようですが、彼らは純粋なマケドニアンだそうです。「マケドニアは今はいろんな民族が集まっているが僕らは純粋なマケドニアンであることを誇りに思っているんだ。もちろん、違う民族の人にもぼくらは敬意を払っているよ」と言っていました。

自分の出自や民族に誇りを持つ、という感覚は日本人には馴染みがないですが、海外を旅しているとそういった話をよく聞きます。僕も海外に出て、そこを深く考えるようになり日本人らしさや誇りを考えるようになりました。改めてこの旅は日本という文化を見直すいい機会になっています。

その後、なんやかんやで意気投合して川で一緒に飛び込んだり泳いだりして遊びました。なんだか、マケドニアという国に受け入れてもらったような気がして、こういう瞬間って素敵だしとても嬉しくなりますね。

マケドニアマケドニアマケドニア

最後はマケドニアポーズで記念撮影!いい思い出がまた一つできました。

知る人ぞ知るポドノ山

ポドノ

最後に紹介するのはポドノ山。ここもスコピエからバスで30分ほどで山の中腹まで行くことができます。この山は頂上に大きな十字架の”ミレニアムクロス”あるのが特徴です。なんでもキリスト教2000年を祝って作られたとか。高さが66mとその大きさは世界最大級らしいです!

僕は歩いて登りましたが、ロープウェイで頂上まで登ることもできます。ロープウェイで景色を楽しむもよし、歩いてハイキングを楽しむもよし、といった感じです。バス停から歩くと大体1時間ちょっとかかりました。

ポドノからの景色

 

こんな感じで、スコピエは意外と知られていない魅力がいっぱい詰まっています。有名な世界遺産や、壮大な景色が見られるわけではありませんが、落ち着いていて温かみのある素敵な国です。近くを立ち寄った際にはぜひ覗いてみてください!

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