とうもろこしが難しい!農家1年目が失敗から学ぶとうもろこしの育苗方法

農家1年生の私が最初に取り組んだのがとうもろこし。「自分で作ったやつを食べたらスーパーのとうもろこしに戻れないよ!」今借りている畑のお隣さんからそんな言葉を聞いて、早速チャレンジすることに決めました。

安易に始めてみたものの、意外と難しかったとうもろこしの育苗について、今回は紹介します!

培養土、セルトレイを購入!

とうもろこしの育苗にあたり、最初に準備したのは培養土とセルトレイ。近くのホームセンター行き、早速購入。

こんな感じで土を敷き詰めました。今思うと、土がしっかり入りきってない、、、これが農業初心者のスタートです。

とうもろこしの品種はこちら。

ホームセンターで一番目を引いたパッケージに惹かれて書いました!この写真のように育ったら美味しいんだろうなーと期待に胸を膨らませます。

1回目の結果は失敗

とうもろこしの種から芽が出るまでは乾燥させないように気をつけながら水やりと温度管理(25℃から30℃)が大切とのこと。最初に植えた時は4月中旬。朝晩は少し気温が低かったので日中は外で、夜には家の玄関に入れながら育てました。

結果は失敗。2週間経ってもいっこうに芽が出ません。種を見てみると白いカビが生えてます。ネットで調べると、カビが生えるのは水の与えすぎでした。乾燥しないようにと、土の表面が乾燥したら水を上げるようにしていたのですが知らず知らずのうちに過湿状態になってしまったようです。。。

2回目の挑戦!種を先に芽出しさせてみる

1回目の失敗を踏まえて、とうもろこしの芽出しの方法を色々と調べたところ、土に入れる前に芽を出させてから植える方法を試してみることに。

方法は、湿らせたキッチンペーパーでとうもろこしの種を包み、洗面器に入れてラップをして湯船に浮かべておく、という方法です。湯船をためてお風呂に入った後に朝まで浮かべておけば数日で芽が出てくる、ということでした。

結果は、、、

芽が出てきました!!これならいける!と確信。この種を再びセルトレイに入れてみます。しっかり成長してくれることをただただ願うばかりです。

そして1週間後、ついに土から芽が出ました!!

こんな感じでひょっこりと出てきました!可愛らしいです。ここまで本当に苦労したので愛情もかなり湧いてきています。もう我が子のように可愛いです。その後も順調に成長していき、無事に育苗が成功しました!

全ての芽が出てきてはくれませんでしたが、植える予定よりも多めに育てていたのでひとまず必要な苗の数は確保できそうです。よかったー!

これを畑に植えて大きくなっていくのが楽しみです!!