ヒマラヤを眺めて。名残惜しくアンナプルナを後にする、、

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ベースキャンプで夜を明かし、朝5時に目覚めて外へ出てみる。

まだ薄暗い中、少し登りその暗闇から山が顔を出すのを待ちます。ここには賑やかに話す人の声や車が走る音みたいな都会の喧騒などあるわけがなくて、たまに風の音がする以外は静まり返っています。この静けさがなんとも心地よい。人間社会から遠く離れた別の世界にいるみたい。。。

そんなことを考えている間にあっという間に明るくなってきて、とうとう山の影がうっすらと浮かび上がってきました。

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あいかわらず雲が多いですが、昨日に比べたらだいぶ切れ間もあり見ることができました。

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写真で伝わったか分かりませんが、初めて近くで見る8000m級の山々は本当に凄い迫力で圧巻です。そしてその迫力と同時に不思議と荘厳な雰囲気も漂わせていて、昔から山に対して信仰心を持ってきた意味がなんとなく分かった気がします。

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ベースキャンプにいる間に雲が全部晴れることはなかったけど、雲のある景色の方がぼくは好きかもしれない。存分に山を堪能することはできました。名残惜しい気持ちもありますが、下山していきます。

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下山するってなったら晴れてきました。。。

下山日和ですね。おかげさまで下りながら山も楽しめて一石二鳥でした。

やっぱり天気がいいと気持ちも晴れて意気揚々と歩けます。

この日のベストショットがこちら。

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素敵な1枚を撮ることができました。よかった。

このまま2日かけて下山しました。帰りは一緒のマサルさんが体調を崩したこともあり、とにかく早く降りることを優先していて写真撮るのも忘れてしましたが、途中1泊した場所に温泉がありました。たしかジヌーっていう集落です。村があるところから急な坂を30分くらい下ったところにあります。川のほとりで景色もよく、温度もちょうど良いのですが帰りがしんどい。急な坂を降りてきたので登りはなかなか大変。。

結局風呂に入ったのにまた山を登って汗をかきながら宿に戻りました。

下り2日目は雨の中、草木が生茂る中を進み、ヒルに噛まれながらも下山。

とても長くて短い、そして濃い6日間でした。今まで生きてきた中でこんなに社会から隔絶された場所、自然に囲まれた場所で過ごしたことはなかったなー。自分の中に新たな価値観が生まれた気がします。

この6日間で、タイで買った登山用の安物リュックが壊れましたので最後の記念写真を載せます。お疲れ様でした。(写真の左のリュックです。)
アンナプルナトレッキングの記事はこちらから↓

アンナプルナベースキャンプ(A.B.C.)トレッキング①

アンナプルナトレッキング②

アンナプルナトレッキング③

アンナプルナトレッキング④

アンナプルナトレッキング⑤

アンナプルナベースキャンプにて

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