世界遺産の町『水の都ヴェネツィア』。憧れのロマンチックな街をバックパッカーが楽しむ!
ザグレブからバスで約6時間ほどの場所にあるイタリアのヴェネチア。ザグレブを早朝に出発したのでお昼過ぎにヴェネチアのバスターミナルに到着。
ここは水の都として世界遺産にも登録されている人気の観光地です。人気観光地と言われる場所は、自分の旅では正直そこまで関心も持たずにきたのですが、ここは小さな頃からずっと来てみたかった街だったのでワクワク。どんな素敵な風景が待っているのでしょうか?
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ザグレブからヴェネチアへ
ザグレブからヴェネチアはバスで行けます。間にあるスロベニアを通過して約6時間の旅です。国境を越えるのでイミグレを通るのですが、EU圏内なので簡単な手続きと荷物チェックで通過できます。ヨーロッパの旅はこの部分でのトラブルがほぼなくて本当に快適です。
ヴェネチアのバスターミナルはいわゆる水の都と言われる場所の外になります。そこから橋を渡って街の中へと入っていきます。
水の都に到着!
ということでヴェネチアに到着!いやーすごい。想像していた通りの素敵な街。むしろ想像以上です。街の至る所に水路があり、普通の街の道路に当たる部分がこの水路になっている感じです。これからどんな景色を見ることができるのか、もうワクワクが止まりません。
ひとまず宿へと向かいます。今回の宿は「オステッロ ドムス チビカ(Ostello Domus Civica)」。イタリアらしいおしゃれな宿です。個室もありますが、私はドミトリーの利用です。ベッド3台が並ぶ部屋に他の旅人と一緒に相部屋で止まります。
部屋も宿の中もとても綺麗になっていて居心地の良い宿でした。写真は撮り忘れましたが共用のバストイレも清潔で安心。屋上には民が使えるテラスもあり、気持ちいいです。宿代は1泊35ユーロほどで今回の旅の宿にしてはかなり高め。でもヴェネチアはもともと物価が高い街だし、ここでは少しだけ贅沢しようと思っていたのでこんなもんかなと思い、ここに決めました。
水の都、ヴェネチアを楽しむ
ここヴェネチアは運河が街の中を通っている都市です。なので街の散策方法としては、歩いて散策、ゴンドラで散策、水上バスで散策、となります。ヴェネチアといえばゴンドラのイメージが強いですよね?ゆったり観光したい人はゴンドラが良いと思います。ですが便利なのは水上バスです。水上バスは「vaporetto(ヴァポレット)」 と呼ばれていて、街の中の散策はもちろん、周辺の島にも行くことができます。1日フリーパスが20ユーロとかで売っているので、それを購入すれば1日中いつでも乗り放題なのは嬉しいです。
私は、お金はないけど時間はあるバックパッカーなので基本は歩き散策です。でもヴェネチアは歩いても十分に回れる広さだし、街並みを眺めたり、素敵な路地裏を探すのは歩きならではの楽しみ方です。
運河とともに生きている都市なので、お店もこんな感じで船上での販売をしている場所もちらほらあります。このお店ではたくさんの果物や野菜が売られていました。ヨーロッパは本当に野菜のが種類が豊富で見ていて楽しいです。また、物価の高いイタリアですが、食材は日本よりも安く購入できます。特に嬉しいのが果物です。ビタミンたっぷりの栄養満点なフルーツを安く買えるので、毎朝の朝ごはんにたくさん購入していました。ありがたいですね!
歩き疲れたので少し休憩しようと思い、ベンチに座っているとイタリア人が隣にやってきました。簡単な挨拶を交わして少し会話しま。彼の名前はマルコというそうで、この街に住んでいるそう。日本人だといったら、「遠くからよく来たな!ようこそ!」と言ってくれて、街の見どころや人気の場所、街が抱えている問題などを語ってくれました。現地の人と話すと、良い部分だけでなく悪い部分も見えてきます。観光客が増えることは嬉しいことだけど、ゴミやマナーなどの問題もあります。観光で来る「よそもの」の私たちは、ただ遊んでいくのではなくリスペクトを持って街を観光しなければならないな、と改めて感じました。
ヴェネチアといえば仮面
ヴェネチアでは至る所で仮面が売っています。それもかなり独特な仮面です。これは通称「ヴェネチアンマスク」と呼ばれていて、ヴェネチアが年に1回開催するカーニバルで参加者が身に着ける仮面です。このカーニバルは世界三大カーニバルとも言われていて、有名なお祭りです。
私が行った時期はカーニバルの時期でなかったので、流石に仮面を被っている人はいませんでしたが、お土産として売られているようです。店内はほとんどのお店が撮影禁止だったので撮れませんでしたが、店外にもこんな感じで飾られているのでお店はすぐわかります。記念に1個買おうかと思いましたがなかなか良いお値段だったので諦めました。。。
サン・マルコ広場へ!
かの有名な「サン・マルコ広場」に到着!とっても大きな広場です。たくさんの人がいるのに、それすらも上回る広さでまさに広場といった感じ。ここは広場が世界遺産に登録されているそうです。ヴェネチアの観光の拠点にもなっていて、カフェやレストランなどに囲まれています。ヴェネチア最古のカフェ、「カフェ・フローリアン」というカフェもあるそうです。どこを見ても綺麗な街並みでぐるぐる見ていたら首が痛くなりました。。。
水上バスでカラフルなブラーノ島へ
街の散策もある程度したところで、ヴェネチアの近くの島のブラーノ島へ向かいます。先ほど紹介した水上バスに乗ってブラーノ島を目指します。
ブラーノ島は漁業とレース編みの街として知られているそうです。特徴的なのがカラフルな街並みです。島に入るといろんな色の家が立ち並んでいます。これにはちゃんと理由があるそうで、ブラーノ島は霧が出やすく、漁から帰ってくる漁師たちが迷わず帰ってこれるように、カラフルな色にしたそうです。
街がとってもカラフルなのでどこを切り取っても写真映えします!私も例に漏れることなくたくさん写真を撮りました。
とにかくとても素敵な街並みでした!もうそれに尽きます。ちなみにこの町に他に何かあるかというと、、、あとはレース編みのお土産がたくさんあるくらい。
貧乏バックパッカーの私には買う余裕と予算がなかったので購入はしてません。
おしゃれな雰囲気だけどバックパッカーにはお高い?
とってもおしゃれで素敵な街並みのヴェネツィア。見どころもたくさん、お土産もたくさんありごはんも美味しい、まさに観光地の中の観光地です!でも、バックパッカーには物価も高く、何をするにもお金がかかるので少し大変かも。。。
でも、小さい頃からテレビなどで見てきていて、ずっと憧れていた私にとっては、とても良い思い出と経験になりました。いつかお金持ちになったらもう一度来たいですね!
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